公開休止中

私は大町で一冊の本に出逢った
市民が持ち寄った本を市内商店街各所で貸し出す「街中図書館」から構想を得て、2017年の第1回展で大町名店街にある共同作業所「...
作品
道路用白線素材や土を使った巨大な壁画や地上絵を国内外で発表している淺井裕介。本作品は、『信濃大町2014―食とアートの廻廊―』で大町名店街に制作されたもの。水と植物をテーマに、道路に白線を描くための素材をさまざまな参加者に切り抜いてもらい、名店街の路面にモザイクのように定着させた。高度経済成長期に栄えた昭和の風情を残す名店街に、いくつもの物語が重なり絡み合い、約150mのオリジナルの地上絵が完成した。現在もこの絵は残り続け、人々の生活に溶け込むとともに信濃大町を飾っている。
1981年、東京生まれ/在住。土、葉っぱ、道路用白線素材、テープなどを用いて絵画を制作。角砂糖の包み紙や紙ナプキンへのドローイング、泥や白線を使った巨大な壁画や地上絵まで奔放で幅広い作品を制作する。