公開中 大町名店街

すべては美しく繋がり還る
道路用白線素材や土を使った巨大な壁画や地上絵を国内外で発表している淺井裕介。本作品は、『信濃大町2014―食とアートの廻廊―...
作品
市民が持ち寄った本を市内商店街各所で貸し出す「街中図書館」から構想を得て、2017年の第1回展で大町名店街にある共同作業所「がんばりやさん」にJimmy’s Bookstoreを開店、約60種のブックカバーを制作し1600冊以上の古本を目隠しし、本との新しい出合いをつくりだした。2021年に第2回展では居心地の良い読書空間を目指してお店や本に手を加え、グッズや軽食を提供する移動式販売車も登場した。さらに、信濃大町駅の駅前広場に新作の彫刻作品、本を楽しむ2人のこども“書童”が、訪れた来場者を出迎え、物語の世界と自然豊かな山間の街に人々を誘う。
1958年台湾生まれ/在住。台湾のベストセラー絵本作家。絵を言語に見立てた手法で、詩的で魅力あふれる作品をこれまでに約60作品を発表、日本をはじめ欧米、アジアなど20以上の言語に翻訳されている。