作品
心田を耕す
ヨウ・ウェンフー(游文富)(台湾)
終了
八坂地区・神出
台湾竹工芸の発祥の地であり、豊かな竹林に恵まれた「竹山(ジューシャン)」出身の作家が、同じように多くの竹林が点在し、里山の暮らしが色濃く残る八坂地区を舞台に、地域の人々が集う八坂公民館「アキツ」を竹で覆う大規模なアートプロジェクトを展開する。
竹、工、凡、木の四文字で構成される「築」という作品名には、つくることを通して様々な繋がりが新しい文化を築いていくという作家の願いが込められている。作家と地元住民、サポーターが協力するプロセスを通して、地域の潜在能力に化学反応を起こし、公民館が新しい文化の場として生まれ変わる。

ヨウ・ウェンフー(游文富)(台湾)
1968年台湾生まれ / 在住。主に竹を素材とし、ささやかではあるが感性を刺激するインスタレーションを制作。台北の美術館を竹で覆うなど、膨大な手仕事によるダイナミックな作品も得意とする。