作品

不確かな風向

磯辺行久(日本)

終了
七倉ダム

1970年代から環境計画のパイオニアとして仕事をし、近年は自然環境の変化と地域社会の関係を主題とする作品を発表する磯辺。この地域に特有な環境資源である風、霧、地下水、また河川への影響に着目し、七倉ダムの周辺環境とその変化をテーマとした。エコロジカル・プランニングの手法にもとづき実際に測量調査し収集した風の流れのデータを視覚化することで、長い時間をかけ水や風、さまざまな自然の流れが変わっていく現象を150m×300mのライフ・サイズにして現場で体験する。

磯辺行久

磯辺行久(日本)

1935年東京生まれ / 在住。版画やワッペン型を反復したレリーフで一躍注目を集めたのち、1965年ニューヨークに渡って環境芸術を学び、バイオや地質や気象など環境を構成している情報と色彩や形を重ね合わせる作品を展開している。

作品情報

展示年度 2021年
エリア ダムエリア