作品

土の泉

淺井裕介(日本)

公開中
大町エネルギー博物館

水力エネルギーの歴史などを展示・紹介する「大町エネルギー博物館」の外壁に、信濃大町で集めた13種類の土を使い、地域内外のサポーターとともに巨大な壁画を描いた作品。2017年の第1回展で発表され、継続展示されていた本作品を、今回新たに再制作、メンテナンスする。その場所に潜む、まちを囲む水とともに歩んできた人々からにじみ出るイメージの断片を、作家は掬いあげながら、自らの身体からあふれ出る形と混ざり合わせる。完成した絵画は自由奔放にのびのびと拡がり、自ら連想される生命力を感じさせる。

淺井裕介

淺井裕介(日本)

1981年、東京生まれ/在住。土、葉っぱ、道路用白線素材、テープなどを用いて絵画を制作。角砂糖の包み紙や紙ナプキンへのドローイング、泥や白線を使った巨大な壁画や地上絵まで奔放で幅広い作品を制作する。

作品情報

展示年度 2017年 2021年
エリア ダムエリア