作品
土の泉
淺井裕介(日本)
大町エネルギー博物館の外壁に描かれた全長20m、高さ6mの巨大な壁画。地域から集めた13種類の土を使用して、まちを囲む水とともに歩んできた人々からにじみ出るイメージの断片を掬いあげ、自らの身体からあふれ出る形と混ざり合わせる。土そのものの豊かな色彩が、大町の自然環境の多様性を物語る。壁一面に生き物や植物が自由奔放に拡がる様子は、大地のエネルギーや生命力を伝えている。
淺井裕介(日本)
土、葉っぱ、道路用白線素材、テープなどを用いて絵画を制作。角砂糖の包み紙や紙ナプキンへのドローイング、泥や白線を使った巨大な壁画や地上絵まで、奔放で幅広い作品を制作する。1981年東京都生まれ、在住。