作品
花咲く星に
青島左門(日本)
青島は大町市在住の作家。「大町には本来の夜の暗さがあり、晴れた日には星がきれいに見える」と語る。中山高原の夜空に配置した色とりどりの数百の生花が、有機的に変容するLEDの明かりに照らされ、星のように光を放つ幻想的な作品を展開。晴れた日には本物の星と作品とが混ざり合う様が美しく見えた。森の向こうからベートーヴェンの「アダージョ」が流れ、宙に咲く花と空に瞬く星が折り重なるファンタジックな高原の夜は、週末ごとに多くのファンを集めた。
青島左門(日本)
1980年静岡生まれ、在住。彫刻、絵画、コンセプチュアルアート、舞台美術、絵本など多様な表現手段で、文明が自然に調和するための方法や、「いのちとは何か?」を探求する。