作品
ウォーターフィールド(存在と不在)
アルフレド&イザベル・アキリザン(フィリピン/オーストラリア)
島の群れか、あるいは隊列を組んでパレードするように木崎湖に浮かんだ12艘のボートには、草花や、大町の空き家から持ち出された品々、日用品が積み込まれている。近代化による環境破壊への警鐘、地域の過疎化の寓意を表現し、2つを混合させることで不可思議なイメージをつくりだした。ボートは波や風に揺られて、鑑賞者に歌うように語りかけた。
アルフレド&イザベル・アキリザン(フィリピン/オーストラリア)
[アルフレド・アキリザン] 1962年生まれ。[イザベル・アキリザン] 1965 年生まれ。夫妻でありチームとして活動。身近な素材を集積させて現代のハイブリッドな断層を見せる。