作品
AWHOB-O – ある天気と此性の観察局 – 大町
船川翔司(日本)
北アルプスを一望する大町公園に、普遍的な現象から個別の性質や特徴を観察するための機関「AWHOB」が現れる。ここでは大町・北アルプスの観天望気や気象観測データが日々記録され、それらに呼応して場の状況が変化する。訪れた人の現実の感覚が、この機関での活動を通して、時間と空間と重力の制約を逸脱した各々の固有のものになっていく。
船川翔司(日本)
特定の環境や状況から得る経験に基づき、感得する主体を拡張する個別具体的な事象について、気象のさまざまな現象や情報、発見物や光や音などとテクノロジーを活用し、多様なメディアを扱い、作品制作を行う。1987年鹿児島県生まれ。