作品
ささやきは嵐の目のなかに
ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット(カナダ)
木崎湖畔の南側、城址が残る仁科神社北の森に現れる光学インスタレーション作品。大きな杉の木を中心にした円形のフレームは水の波紋を思わせ、約2万個の眼鏡のレンズが吊られる。それぞれのレンズが風景を広角に映しこみ、観客は粒子となった風景に囲まれる。湖畔の風を感じつつ、私たちが自分の周りの世界を見る(そして見なおす)方法を問いかける作品。
ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット(カナダ)
2010年からカナダを拠点に活動するアーティスト・ユニット。制作手法は多岐に渡り、姿かたちが変化する作品を多く展開。鑑賞者の認識や場所の社会的背景に着目し、日常に対する新たな気づきを生み出す。