作品
えねるぎの庭
小内光(日本)
木洩れ日が美しい宮の森自然園の、湧水が流れる木道沿いに、植物や虫の生命、いつかの「わたしたち」の時間が詩人の言葉と共に綴られる周遊型作品。「この作品では、宮の森自然園の中に蓄えられたたくさんの時間を “えねるぎ”と呼ぶことにしました。木道を進んでもといた場所に戻ってくるころには、体が“えねるぎ”でいっぱいになっているはずです」(作家コメント)
小内光(日本)
人の身体に訪れる寿命と「思い出」の永続性の関係をテーマに扱う。詩人・造形作家として活動する傍ら、近年ではその両方を混ぜ込んだ詩的な空間をインスタレーションとして制作している。1993年新潟県生まれ、千葉県在住。