作品
アキノリウム in OMACHI
松本秋則(日本)
雪の中の杉林や、水が滴る池などの原風景を表現したサウンド・インスタレーション。北アルプスの伏流水と良質な米で地酒を造る信濃大町で、昔の酒づくりに使われた大きな酒樽や道具、全国の清酒を展示していた「酒の博物館」を、作品の舞台としてリニューアルした。池に水滴が落ちてできる波紋に光が差し、その光の中に北アルプスの雪解けをイメージする風景が影絵となって現れる。
松本秋則(日本)
おもに竹を素材としたサウンド・オブジェを創作し、自動演奏によるサウンド・インスタレーションを展開。現在は音楽、美術、演劇と融合する“アキノリウム”を試みている。1951年埼玉県生まれ、神奈川県在住。