作品
自然の美しさと調和
ポウラ・ニチョ・クメズ(グアテマラ)
南米マヤ文化の伝統を現代に伝える作品で知られ、「自然は母のようである」と語る作家。信濃大町を訪れて感じた北アルプスの自然と人との関係性を、マヤ文明特有の世界観によって鮮やかに描いた。2021年の芸術祭で旧大町北高等学校に展示した本作は、今回、山や自然にまつわる本が多く並ぶ古書店「書麓アルプ」にて再公開となる。会期中は芸術祭をテーマに選書した本棚も楽しめる。
ポウラ・ニチョ・クメズ(グアテマラ)
マヤ文化をベースに描く絵画で国際的に知られるアーティスト。作品には、マヤ地域に伝わる宇宙に関する考え方と現実との関係性、多様な文化に対するメッセージが込められている。1955年グアテマラ出身、在住。