山本さんが壊れた機械と格闘しているとき、丸田さんが急に現れた。
丸田さんが山本さんの稲刈りの機械の修理を手伝っているところに。
丸田さんが操縦する機械が田んぼの真ん中を通っていく。
この後円を描きながら進んでいった。丸田さんは収穫した稲を庭で干す様子も見せてくれた。
この後、稲刈り後の田んぼに藁を敷き詰めて来年のために土を掻き混ぜるところも見た。
彼の収穫を見て、世界でいちばん大きな絵を描くのは農家の人たちだと思った。彼らは地面に絵を描くのだ。
もうひとつ面白いと思ったのは、田んぼでのお茶の休憩のとき、丸田さんが山本さんの友達に自分のことを「ミュージシャンだ」と紹介していたことだった。