川松 康徳 Yasunori Kawamatsu
「他者の中に開かれる自己」
アイデンティティの分有によって「他者の中に開かれる自己」 をテーマに制作を行っている。
ドキュメンタリーやインタピューの手法を加えながら、
語りの中に展開される画像、記号、 振る舞いを追跡し、
その過程を「他者の中に自己を開いていく」 新しいストーリーとして具体化しながら、
記憶の再編によって生れる共感がアイデンティティを分有する可能性だと感じているのだという。
近年では、ドキュメンタリーだけでなく、架空の物語を共同で制作し、
そこでの意識の流れや、 思考の転換を記述しながら、
その世界観を示すインスタレーションなとを制作している。