信濃大町あさひAIR

| 高久 柊馬 Takaku Shuma

高久 柊馬 Takaku Shuma

僕は、元々は絵を描いていましたが、今は滞在制作するたびに立体物を作ってます。ですが立体作品や彫刻作品というジャンルではなくて僕の意識としてはあくまでも絵画です。

僕は、何かに囲まれているという状態が好きで、本に囲まれている、音に囲まれている、木に囲まれてる、絵の具に囲まれている、囲まれているって素敵で好きだなって思ってます。友達の部屋に入るとその友達の好きな物がわかるのって幸せで、じぶんの好きの発見にもなってそういう機会が好きです。僕は僕の好きな、表現したいことの空間を作っていきたいです。キャンバスに絵の具を乗せていく行為も、何もない部屋に物をおいていく行為に近いと思っていて、その行為の積み重ねが作品につながっていくと考えてます。

滞在制作をしていると色んな土地の色んな仕事をしている人に出会って、様々な価値観に触れることができます。僕はこの勉強方法が好きで人と会うのは、好きを広げる学びだなと思ってます。こうしてため込んだ経験(好き)を空間に落とし込むっていうのは僕なりの絵画であり作品です。イメージは絵画の中に入れる絵画世界です。