内田 涼 RYO uchida 無意識の営みや不確定要素がつくりだす現象と協働することに関心を寄せている。 たとえば手が勝手に判断することや、 目が欲していること、 滲み出てきてしまう潜在意識などを排除せず、 自分を構成しているノイズを受け入れていく態度を制作の中心に据えている。 絵の具のタレやにじみによって作られた形とどのように関係を結び空間を構築していくか、 耕した土壌からどんなイメージを掘り起こせるかということを、 自分にも相手にも投げ掛け続けることが重要だと考えている。