山田愛 Ai Yamada
山田愛は、自身の感覚を頼りに、あらゆる物質の内部に宿る“目に見えない不確かなモノ”を観察し、作品として発表している。その“不確かなモノ”は、それぞれの物質がもつ「身体」の内部から外部へと動き回る。彼女が作品として「石」を多用する理由は、“不確かなモノ”にも相性があり、石の中にあるそれと共鳴しやすいからだという。
京都府生まれ、京都府在住。主なプロジェクト・展覧会として個展「接続 - はじまりの形態」 ( GALLERY TOMO / 京都 2018)、瀬戸内国際芸術祭2019( 高見島 / 香川 2019)などがある他、1983年創刊の水石の雑誌「月刊愛石」で執筆活動を行っている。