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<国際芸術祭レポート>作家さんが続々と大町入り!ニコライ・ポリスキーの制作現場にお邪魔して来ました!

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大町市八坂支所の駐車場には無数の竹が並べられていて、現場の方に「ニコライさんの取材に来ました。」とお伝えすると「こちらにどうぞ。」と、支所の一室に案内されました。

静かな八坂支所の会議室の一室を開けると、そこはたくさんの人たちがホワイトボードを中心にして、喧々諤々。
そこでは今まさに、「作戦会議」が執り行われている真っ最中でした。
「なんだか、熱いぞ。。」と、その現場の空気感に、声をかけることを躊躇してしまいました。

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「作戦会議室」と呼ばれる八坂支所の一室では、地元協力者の「八坂地域づくり協議会」の方達とコーディネイター、ニコライ氏が制作の打合せを行なっていた。

こんにちは。
北アルプス国際芸術祭レポーターのたつみです。

3月も中盤に差し掛かり、あと2週間もすれば一斉に作家さんが現地入りして制作を開始されます。
他の作家さんよりも一足先に制作を開始されたのが、「東山エリア」八坂地域のロシア人作家ニコライ・ポリスキー

彼は自然素材を利用して大規模な建造物を市民協働のもと制作する手法で、世界各地で制作をされています。
今回の北アルプス国際芸術祭の中でも規模の大きな作品を制作される一人です。

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彼がこれまでに制作された作品の写真が作戦会議室に貼り出されていました。
どれも目を奪われる作品ばかりで、その自然の空間と作品が調和していて、それでいてとてつもないインパクトを与えられます。
制作に使用される素材は全て自然素材で、今回の北アルプス国際芸術祭では八坂地域の「竹」が使用されます。

貼り出された作品のラフ画を見ながら、これは面白そうだ!!
と、内心ワクワクしっ放しでした。

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ニコライ氏とご子息。ニコライ氏はロシア語しか話せ為、ご子息が通訳のサポートをしている。

ニコライ氏が今回の芸術祭で制作されるのは、全長15m程の竹を使った巨大作品で、八坂支所の下側斜面にその竹の作品を13体もの数を展示する予定だそうだ。

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作品の模型がこちら。
竹を7m〜10mの部分からこのように曲げるのだそうだ。

「え?そんなことできるの?!」
と、私はその話を伺った時に目を丸くして問いかけてしまいました。。


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八坂支所の駐車場に並べられた作品の素材となる竹。

今回の竹の調達/加工/運搬〜制作に至るまでの一連の流れは「八坂地域づくり協議会」という地元団体が全面的に協力して行われていて、現場のテキパキとした動きから相当制作にご尽力されていることが伺えました。

八坂地域は大町市街地から東に山を15分程車で登った地域で、秋には高台からは雲海が見渡せます。
見晴らしからは山並みが連なっていて、このニコライ氏の作品はその山並みをバックに堂々と展示されることでしょう。

想像するだけで、相当面白そう!!

現在も制作は続けられていて、どうやらもう既に足場が組まれ試作の竹が実際に立ち上げられているのだとか。
すごいスピード感!

地域と作家の協働により完成する作品たち。
地域協働という観点も芸術祭の見どころの一つだと感じます。

記事と写真
たつみかずき