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<国際芸術祭レポート>各エリアの作品紹介‖仁科三湖エリア〜揺らめく水面〜

こんにちは。
北アルプス国際芸術祭レポーターのたつみです。

この記事では、各エリアに展示されている作品を紹介いたします!
以前、各エリアが「どんな場所なのか?」についてまとめた記事は、以下をご参照ください。

>>開催エリア紹介‖仁科三湖エリア〜揺らめく水面〜

この記事では作品をナンバー順に写真を中心にお伝えいたします。

仁科三湖エリアの作品たち

仁科三湖エリアは今回の芸術祭の最北のエリアで、3つの湖(北から青木湖/中綱湖/木崎湖)が連なります。
展示エリアとなっているのは、三湖の最南である木崎湖畔で、4つの作品展示と1つの体験展示が行われています。

 

No.24 べールの向こうに_Caitlind R.C. BROWN&

No.24 べールの向こうに_Caitlind R.C. BROWN&Wayne GARRETT
木崎湖畔の西側の小道に佇む空き家(2箇所4軒)が作品となっています。
海のない長野県では、過去にこの木崎湖が遊泳場としてたくさんの人が訪れ、当時の賑わいを思わせるように商店や家屋が立ち並んでいますが、これらの多くは空き家となっています。
この光景に衝撃を覚えた作家の二人は、空き家そのものを作品としたのだそうです。
朽ちていく家にかかるベールは風に揺れて、光が反射して神秘的です。
>>開催直前‖空き家を包むベールのアート

 

No.25 ウォーターフィールド(存在と不在)_アルフレド&イザベル・アキリザン

No.25 ウォーターフィールド(存在と不在)_アルフレド&イザベル・アキリザン
木崎湖東側の湖上に作品は展示されています。
カラフルな湖上の船はその存在感で鑑賞者の目を惹きます。
ボートの上に載せられらた様々なものは大町市内の各店舗などから集められました。

 

No.26 アルプスの湖舟_杉原信幸

No.26 アルプスの湖舟_杉原信幸
木崎湖東側、ウォーターフィールドから湖と反対側を見上げた丘の上にある夏季大学という施設に作品は展示されています。
湖に映るアルプスの情景を表現していて、形取った蚊帳には米粒が貼り付けられています。
地元作家の杉原氏は、生まれ育った大町の自然からインスピレーションを受けてこの作品を制作されたのだと思います。

 

No.27 雲結い(くもゆい)_五十嵐靖晃


No.27 雲結い(くもゆい)_五十嵐靖晃
木崎湖西側の木崎湖キャンプ場から木崎湖に掛かる桟橋に作品は展示されています。
64kmもの糸を使い制作された作品には、大町のたくさんの方が制作に携わりました。
桟橋から空に向かって伸びる8mの作品を見上げながら、桟橋から広がる湖と山並みを俯瞰してのんびり眺めて見てください。
>>開催直前‖雲結い 五十嵐靖晃

 

No.35 おこひるの記憶_YAMANBAガールズ

No.35 おこひるの記憶_YAMANBAガールズ
木崎湖西側の湖畔の旅館ろまんすで、この体験展示が休日/祝日のみ開催されています。
大町の食文化を研究した大町の4人組にユニットであるYAMANBAガールズが食と、民話で心のこもったおもてなしをしてくれます。
>>おこひるの記憶‖仁科三湖の湖畔で食と語り部から感じる文化

 

木崎湖畔には森城の跡地である森城址があり、この一帯を治めた豪族仁科氏が大町市街地に進出する以前の拠点だった場所でもあります。
遊泳場で栄えた時代には、たくさんの人々がこの透き通った湖を求めました。
いまでもキャンプ場、ボート/釣りなどのアクティビティの利用が盛んです!

大町の歴史を感じるのどかで爽やかな風が吹く木崎湖畔。
夏には湖上から上がる花火がとても綺麗です。

芸術祭会期後にも、湖畔と山並みの魅力ある田舎に帰ってきていただきたいと思います。

記事と写真